夢見る少女じゃいられない。 ハヤテのごとく! 第563話「残酷な天使テーゼ」 Tweet
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ハヤテのごとく! 第563話「残酷な天使テーゼ」
最初から、姫神とのラストバトルは ヒナギクと決めていたので ここまでくるのに12年かかった感じです。 サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.428より
姫神と戦うのは12年前から決めていたというね。
長いなー。
でも、ホント、ヒナギク様しかいないよな。
姫神にとってハヤテのことは評価が凄く低いので、彼のこの一年は自業自得だったといってる。
当然、ヒナギク様からすれば、その言葉は許せないだろう。
生徒会長として、想いを寄せる人間として、ハヤテのことをそばで見てきたのだから。
作内ヒナ祭り祭りで、ハヤテへの気持ちに気づかされたテラスで、
このバトルをするというのはなんとも言えない気持ちがある。
さて、姫神は空を飛んでいる。
ヒナギク様は飛べない。
高所恐怖症もある。
この問題を解決しないとどうにもならない。
解決方法が白桜に乗って飛ぶとは......。
白桜を移動手段に、木刀正宗を片手にというのは、個人的にとても熱い。
空を飛ぶ手段を解決しただけであって、
恐怖心は残っているけど、「自業自得」という言葉への怒りが強い。
怒りを持てるのは、彼の事が好きだからだろう。
ヒナギク様がハヤテのことを好きなのはみんなが知ってる。
姫神にだってバレてる。
でも、ハヤテは知らない。
いつか奇跡が起るように願っていた。
「いつかこの想いが届きますように」と願ってきた。
でもそれだけじゃ、奇跡は起らない。
想ってるだけじゃ、伝わらない。
言葉にしようとした時だってある。
でも、できなった。
アテネから背中を押されたこともある。
でも、まだ言えていない。
奇跡は起きないし、想いは伝わらない。
でも、ヒナギク様はハヤテのことが好きでいる。
いつか、どんな形であれ、その想いは伝えて欲しいな。
奇跡なんて起らない。
これが彼女の恋で得た一つの答えかもしれない。
結末とは違うけど、恋を通して得たものかな?
姫神の攻撃で白桜から落ちてしまったヒナギク様。
白桜を呼び寄せて、落下を防いだその先にいたのは、ライブ中の水蓮寺ルカ。
この「まだまだがんばれ」を言えるのは、ルカしかいないよな。
美希や愛歌さん、千桜、西沢さんでもなく、ルカしかいないと思う。
1コマがすごくいい。
木刀正宗が破壊された瞬間に、雪路が竹刀を投げ入れるシーンはいいな。
そういえば、雪路はどうしたんだろう?と思ったけど、
バックステージによると10月末には白皇をやめていたみたい。
どこかで空白期間の話をやってくれると期待してる。
雪路の助けもあって、姫神の仮面を破壊することに成功した。
愛歌さんからの「どうだった空を飛んでみた感想は」との問いに
「最高の気分よ」
この表情はやりきった!というのが凄く強いんだろうけど、
ワガママを言えば、彼女なりに自分の恋に決着を付ける何かを得ていればいいなと思っている。
果たして、この戦いを経て ヒナギクはどうなるのか、 その結末はいずれ。 サンデーまんが家BACKSTAGE|畑 健二郎 Vol.428より
そうだよなーと思ってしまった。
最終話までの残り話数を考えると、ヒナギク様の結末まではいけないと思う。
でも、この恋の結末はいずれ書いて欲しい。
この563話自体は「残酷な天使テーゼ」がテーマだなというのは納得だし、
畑先生のバックステージで「Power of Flower」となってるも納得です。
自分ならどの曲かなーと思うと、今回のヒナギクのとあるセリフから
相川七瀬の「夢見る少女じゃいられない」かなと思って、この記事のタイトルにしてみた。
とまあ、全くの余談でした。
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