2008年5月15日

来た道と行く道。 このエントリーをはてなブックマークに追加 来た道と行く道。

西沢さんの誕生日と言うこともあって、ヒナギクと西沢さんの記事を。
考察記事というよりも、ヒナハムイベントまとめ+αぐらいです。

出会いは女の子のイベント
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ヒナギクと西沢さんの出会いは、バレンタインイベント。
白皇の誰かにチョコを渡しに来た他校の生徒。
しかし、蓋を開けてみれば、その相手は綾崎ハヤテ。
つまり、西沢さんに対しての第一印象というのは「ハヤテに好意を持つ女の子」というもの。
そんな女の子に対して、バレンタインという女の子が男の子に想いを伝えてるイベントの手助けをした。
普段からの生徒会長属性を発揮して、西沢さんに対してお節介かもしれないという好意をしたこと。ヒナギク自身もハヤテに渡せなかったチョコを渡すタイミングをなくしてまでハヤテに彼女を追わせたこと。
その言い訳としての「正しい選択」。

二度目の出会いでお泊まり
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二度目の出会いは、ハヤテがヒナギク邸に泊まっているとき、ハヤテに彼女がいないことを知って、急激に意識してしまって、コンビニに買い物に行ったとき。
焼き芋を頬張る西沢さん。
彼女と会うほんの少し前まで、ハヤテが西沢さんと付き合っていないこと、彼女がいないことにどこか安堵を感じていた。
西沢さんと話すことで、どれだけ彼女がハヤテのことを見てきていて、知っているのか、真っ直ぐな気持ちを知った。それと同時に、ハヤテがヒナギク自身と同じ傷をもっていることも知った。
西沢さんの気持ちを知っているヒナギクは、彼女を応援することを決めた。このとき、ヒナギクにとって西沢さんは「ハヤテに好意を持つ女の子」から「恋の応援をしたくなる友達」になった。

変わった気持ち
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ヒナ祭り祭りを経て自分の気持ちに気がついてたヒナギクにとってつらいのは、恋を応援すると言った西沢さんのこと。彼女の気持ちを知りながら、自分はハヤテのことを好きになってしまった。
揺れる思いの中、ハヤテに西沢さんを下田まで送っていくことをけしかけた。それが自分の正しい道だと思ったから。
偶然、温泉で西沢さんとあったときも、のぼせてしまって言い出せないまま。
ここでタイミングを逃したことで、余計にヒナギクにとって後ろめたさや不安が募っていく。


恋せよ乙女
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何気なく立ち寄った喫茶どんぐり。
そこにまさか西沢さんがいるとは思っていなかったのだから、ヒナギクにとっては完全に不意打ちである。
マスターの加賀北斗は不在。ハヤテとナギは咲夜の誕生日パーティ。
完全に二人きり。
下田では言えなかった。自分がハヤテのことを好きだということを。
言うタイミングを逃していたのもあるけど、それ以上にヒナギクにとって西沢さんを裏切ってしまったことを悩んでいた。
応援すると言ったのに、それなのに、自分がハヤテのことを好きになってしまった。裏切りで軽蔑されると思っていた。

けど、

西沢さんはヒナギクが思うような反応をしなかった。
それに驚きを覚えたけど、ヒナギクにとって西沢さんは「友であり、恋の好敵手」となった。

ヒナギクにとって西沢さんっていうのは、初めて出会ってから短い間にどんどん印象が変わってきた存在。
真っ直ぐな気持ちを持っている彼女に惹かれ、同じ人を好きになり、そして親しくなっていく。そうやって彼女たちの仲は発展していく。
この二人の行方で気になるのは、どちらが先にハヤテへの恋に決着をつけるのかということ。
ヒナギク自身は自分から思いを告げないとは言っているけど、たぶん告白することになると思う。根拠は示せないけど、恋を経て少しずつ大人になっていくじゃないかなと思うので。
私は以下のように考えているから。

彼女にとっての「ハヤテのごとく!」は、「初恋物語(または、恋物語。だが、この記事内では初恋物語とする)」であり、それを経ての成長する舞台に過ぎないと思っている。(桂ヒナギクにとってのトゥルーエンドとは? | ヒナギク様をみてるっ!?より)

彼女たちの恋の結果が出たときというのが楽しみではある。そして、その結果がもたらすであろう人間関係の変化が。

今回使った画像四つ。
そのどれも同じような構図だよなーと少し感心した。ヒナハムイベントが進むときの出会いは、いつもお互いにとって突然なのですね。
これから先はどうなるかな。

とまあ、考察というかなんというかな記事。
公☆さんのそして僕たちは西へ向かった 歩にとってのヒナ~There is now by your favor~もどうぞ。


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ヒナハムから考える。その2「星の下 路の上」前編 - Cahier d’Haru非常に面白いので、続きが気になります。

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