これから先の未来のために ハヤテのごとく!23,24巻のヒナギク様 Tweet
特典に偏りがあるのは仕方がないことです。
今回は計10冊で、特典14枚......どういうことなの......。
とらのあなのハヤテフェアのカレンダー4枚が原因なのね!
今回は、ハヤテのごとく!23,24巻が同時発売と言うことで、記事で書く量も増えてしまいます。
なので、ざっとまとめて書いていこうかと思います。
まず、23,24巻は簡単にいえば、バトル漫画的なハヤテをみることができます。
なにも知らない人が、このあたりを読むと「あれ? ハヤテどうしてこうなった?!」ってなります。
順々に読んでいきましょう。
前巻22巻では、ヒナギク様はハヤテに告白することが出来ませんでした。
そんなヒナギク様が取った行動は、ハヤテの背中を押すこと。
泣くことを必死に堪えて、
気持ちだけでも伝えればいい。
ハヤテに告白することをアドバイスした。
本当は自分が、好きだって伝えて、そのあとどうするか考えるべきなのに......。
それには気がついてない。
本当もうヒナギク様の恋は、見てて悲しくなるわ!だからこそ、頑張って欲しい。
アテネの回想では、アテネと帝、姫神の関係がわかってくる。
三人が、王族の庭城にある、王族の力を目的としていたこと。
おそらく、それ自体も本当の目的のための手段を得るためなんだろう。
10年前の時点では、誰かに王族の力が奪われて、王族の庭城への道が閉ざされていた。
この点に関しては、24巻で明らかになる。
ヒナギク様が悩んでるときに、ハヤテはアテネの屋敷で、マキナに惨敗して散々な状態。
意識が飛んでるのに、王玉を守ろうとしていたのは感心するところではある。
ハヤテとアテネがまともに再会を果たして、会話ができたのは、ハヤテのケガの治療のために、
アテネの屋敷に運び込まれたから。
でも、そこでアテネにキング・ミダスがついてること、また両者の目的が王玉であることが明らかになる。
その場にいた伊澄でも、アテネとキング・ミダス(まあ、一応マキナもか)には勝てなくて、敗走する形になった。
アテネとキング・ミダスの関係は、王玉という共通の目的の上に成り立っている。
王玉を渡すか壊すかすれば、アテネからキング・ミダスが引きはがせる。
けど、そのどちらも選ぶことはできない。
王玉が、三千院家の遺産相続に関わるのだから。
ここでハヤテに決断が迫られる。
王玉を壊してアテネを救うか、渡さず壊さずにナギの今を守るか。
後にハヤテが自分自身でこれに決断ができればよかったのだけど、
ハヤテは結局自自分では決めることが出来なかったわけだ。
結論から書けば、選択されるハズのナギが遺産相続を放棄した。
本来、ここで主人公として何かしらを決断した方が良かったんだだろう。
ハヤテはGW最終日でもずっと悩んでいて、それをハヤテは周りには出してないつもりだったけど、
ナギには気付かれていた。その原因がなんなのかも。
だから、ハヤテを苦しめる王玉を砕いた。
先述のように、これは『ナギ』が遺産かハヤテかで、ハヤテを選んだことになる。
これによってハヤテはナギの執事として、アテネを救うことになった。
救うといっても、簡単にいかないのは目に見えてることだし、ここで別に「ナギの執事」というのはなくてもいいだろう......。ハヤテがアテネを救いたいなら、それが理由だろ。
ハヤテがキング・ミダスと死闘を繰り広げてる間にも、ヒナギク様は悩んでいた。
周りが着ぐるみをきてるなか、ヒナギク様も着ぐるみを着てシリアス度が下がったけど、それはそれでプリティーなのでおk。
だって、このヒナギク様は激プリティーだろ?
それだけでオールオッケ!!
悩みにふけってるヒナギク様は、着ぐるみを脱いでたわけだけど。
戻って悩みに関してはもちろんハヤテとアテネ。
そこに関して書くと長くなるので、それでもそばにいてくれる人 ハヤテのごとく!第257話「誰かが君を」 - ヒナギク様に恋してるっ!!参照でお願いします。
悩みも解決したというか、今後の方向性はある程度決まったヒナギク様は、白桜によってアテネの屋敷へ。
ヒナギク様のおかげで状況はほんの少しだけよくなって、ハヤテとキング・ミダスの戦いもクライマックスへ。
ハヤテの勝利条件は、キング・ミダスに囚われてるアテネを救い出すこと。
そのために、ハヤテはキング・ミダスの攻撃をかいくぐり、かいくぐり、傷だらけになりながら、アテネを助ける。
木刀・正宗で潜在能力を引き出されてるとはいえ、神様相手によくやるよ。
23,24巻に収録されてるアテネ編だけでは、ハヤテはバトル漫画だな。
エピローグにあたる部分では、ゆっきゅんがすごかった。
王族の庭城へ入り、その力を持ち出したのは、
三千院紫子。彼女だった。
誰もそれを知らないんだから、このことに辿り着いた時には驚くだろう。
この巻である程度アテネ編は決着。若干残ってる部分もあるけど、それは25巻で終わる。
日本に戻ってからのドタバタもあるけど、今度の王族の庭城関係、特に紫子に注目して考えてみると面白いかも知れない。
あとは、僅かではあるけどハヤテ自身が本当の意味で何かを決断する時がきて、ちゃんと決断することを頼みにしたい。
もちろん、ヒナギク様の今後に期待!!
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