ならばどうしたらいいか。それがわかれば。ハヤテのごとく！ 第483話「たった一つの冴えたやり方、かどうかは謎」
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ハヤテのごとく！ 第483話「たった一つの冴えたやり方、かどうかは謎」
西沢さんの「私にも」キスしてくれる？を目撃したヒナギク様。
あの二人のやりとり、場の雰囲気(スク水はおいておいて)は、すごく恋愛していた。
西沢さんが見せた攻めの姿勢。
これまでも、ヒナギク様の恋愛の姿勢は「自分から好きだ」というのは負けな気がする。
惚れさせる。みたいなところでしたけど、行動は伴っていない、空回りという具合。
だから自分には難しいだろうと、それはわかっている。
それはそれとしても、「私にも」「にも」とはなんなんだ？
私「に」なら西沢さんが攻めているのはわかる。
けど、「にも」ということは、西沢さんは「ハヤテ」が「誰か」と「キス」をしたことを知っている。
......恋葉のことなんですが、そのことをヒナギク様知るわけもなく。
ハヤテが恋葉を振った現場を見ていたヒナギク様。
......平然と出てきてますけど、どこに隠れてストーキングしてたんですか。
スニークミッションをこなしてたんですかね？
ともあれ、なぜ振ったのか？
ハヤテは昔から「自分には誰かと付き合う資格がない」といっている。
で、今回はハヤテが思う「好き」という気持ちについて。
それは気持ちの行き違い、思い込み、大抵は勘違い。
この言葉には自分でもいっている「自分を好きになるはずがない」というところや
子供の頃の出来事が絡んでるんだろうな。
もしも、ヒナギク様がハヤテを好きだといったら？
......さらっと、ここでヒナギク様がいっている「ハヤテくんを好きだって言ったら？」、このセリフ。
さらっと
さらっと
言ってるけど、すごく重要だと思う。
ミコノス島では、告白に失敗していたし、これまでのヒナギク様なら仮定でも「好きだといったら？」を真顔をでは言えずに誤魔化していたと思う。
小さいながらもヒナギク様が、恋愛方面で成長してるんじゃないかと思う。
じゃあ、本当にヒナギク様が告白したら？
そう思った矢先「それでも付き合うというのはないなー」というハヤテ。
別にヒナギク様のことが嫌いなわけじゃない。
他の誰かであってもそれはない。
ハヤテが執事であり、一億五千万の借金を持っているから。
それがある間は付き合えない。
ルカの時も似たようなことがあって386話「今、愛が止まらない」で、
同人誌対決にルカが勝ったら借金はチャラにしてとナギにいっていた。
それはルカも、ヒナギク様と同じ答えに辿り着いたから。
執事であるから。
借金があるから。
そうやって彼の気持ちを縛っているものから解放しない限り、
恋愛において進展はしない。
ヒナギク様は「だったら、方法は一つ」と何かしら方法は思いついたんだろう。
女性キャラからすると、ハヤテを攻略するポイントは好感度を上げると共に
いかにして彼が「借金執事だから、資格がない」と思っていることを解いてあげるかにある。
今回やルカのところだけではなく、ハヤテは昔からこのことを言っている気がする。
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